看護師がキャリアアップを目指す場合、闇雲にキャリア構築を測るのではなく、計画的に進めていくことが大事です。
計画性がなければならない理由として、大抵の看護師には出産などで離職期間があることが挙げられます。途中で離職する期間がある影響でブランクを取り戻すのに苦労することも多く、想像以上にキャリアアップへの道のりが長くなってしまうことも少なくありません。
そのため、離職などの節目を考えて目標を立て、最終的な目標を見据えて努力していくようにすれば、しっかりとしたキャリアアップを遂げられるでしょう。

まず重要なのは、最終目標を明確にすることです。どういった専門性を持った看護師になり、どのような地位に就きたいのかをしっかりと考えましょう。
その状況になるためには何が必要なのかを調べ、ライフステージごとに何を達成していなければならないかをリストアップすることが大切です。このような準備をすると、どういった経験を積んだり、資格の取得に励んだりしなければならないかがはっきりとします。

仕事を行う際や資格取得に取り組む際は、モチベーションを維持できるようにすることも大事です。
高いモチベーションの維持に役立つのが中期目標を掲げる方法で、一年くらいの期間で何を達成すべきかを決めていきましょう。5年や10年といった先の目標ばかりを考えていると、やる気が低下してしまいがちです。達成感を感じつつ努力することが大切なので、中期目標の設定を忘れないようにしましょう。